2019年も残りわずかとなり、世界のゴルフランキングをめぐるデットヒートも激しくなっていますね。この記事では2019年10月現在の最新ゴルフ世界ランキングを男女ベスト10形式でご紹介していきます。

男子世界ランキングベスト10

1位:ブルックス・ケプカ(アメリカ・29歳)

2015年から米国ツアーに参戦したケプカは17年に「全米オープン」でメジャー初制覇、18年の「全米オープン」で連覇を達成し、同年に「全米プロ」も制したニューヒーロー。19年に入ってもケプカの勢いは衰えず、タイガー・ウッズ以来12年ぶりの「全米プロ」連覇を達成するなど、ツアー6勝のうち4勝がメジャーと驚異のメジャー勝率を誇ります。世界ランキングも平均ポイントが12.21と圧倒的なスコアで1位を独走しています。

2位:ロリー・マキロイ(北アイルランド・30歳)

2007年に18歳でデビューし、11年の「全米オープン」では大会史上最少のスコアを記録、14年・15年は2年連続で年間王者に輝くなど、スターダムの王道を歩んできたロリー・マキロイ。19年8月22日〜25日に開催されたPGAツアーの「ツアー選手権」に優勝、8月29日〜9月1日に開催された「オメガヨーロピアンマスター」で準優勝と調子を上げてきています。世界ランキングは9.60と3位以下を突き放し、1位を狙う位置についています。

3位:ダスティン・ジョンソン(アメリカ・35歳)

ツアー屈指の飛ばし屋にして、犯罪グループへの関与や飲酒運転での警察沙汰、「私的な理由」での半年間のツアー離脱など、何かと話題に事欠かないジョンソンですが、ゴルフの腕は世界最高級。2019年2月にはツアー通算20勝目を挙げて永久シード権を獲得しています。08年のデビュー以来12シーズン連続で優勝しており、ホールの中では安定した成績を残しています。世界ランキングも下位を1ポイント近く引き離し、堂々の3位を保っています。

4位:ジョン・ラーム(スペイン・24歳)

大学時代に輝かしい実績を上げて2016年にプロデビュー。17年の「ファーマーズインシュアランス」でツアー初優勝しました。2019年に入るとツアー唯一のダブルス大会「チューリッヒクラシック」ではライアン・パーマーとペアを組んでツアー3勝目を遂げました。10月3日〜6日に開催された地元「スペインオープン」では2連覇を達成し、スペイン人選手として最速となるツアー5勝目を獲得。この勝利で世界ランキングも4位に上昇し、19年を大躍進の年にすべく更なる上位を目指します。

5位:ジャスティン・ローズ(イングランド・39歳)

2007年の欧州ツアー賞金王のローズは、10年に「ザ・メモリアル」でツアー初タイトルを獲得。13年に「全米オープン」でメジャー初タイトルを獲得するなど順調にキャリアを伸ばし続け、16年のリオデジャネイロ五輪で史上初のホールインワンを達成して金メダルを獲得しました。2018年には年間王者に輝くなど世界を代表するゴルフプレーヤーです。ジョン・ラームが「スペインオープン」を連覇したことで世界ランキングは5位に後退しましたが、ここからの巻き返しに期待です。

6位:パトリック・カントレー(アメリカ・27歳)

2011年の「トラベラーズ選手権」でアマチュアとして史上最高スコアとなる「60」を記録して以来、将来を嘱望される若手のホープとして注目されています。19年は「ザ・メモリアルトーナメント」で優勝。10月3日〜6日に開催された「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」で準優勝を飾り、世界ランキング6位に上昇しました。

7位:ジャスティン・トーマス(アメリカ・26歳)

2015年にデビュー、2016〜17年の年間王者に輝き、2018年には最年少で世界ランク1位にも立っていたトーマスは、2019年も8月の「BMW選手権」で優勝、翌週の「ツアー選手権」で3位、9月26日〜29日に開催された「セーフウェイオープン」で4位と調子を上げてきています。パトリック・カントレーに抜かれて世界ランキングは7位に後退しましたが、今後の大会に期待が持てます。

8位:ブライソン・デシャンボー(アメリカ・26歳)

2017年に「ジョンディアクラシック」でツアー初優勝を挙げた期待の新星はアイアンの長さを全て37.5インチに統一していることで知られています。19年は1月の「オメガドバイデザートクラシック」で優勝し、7月の「3Mオープン」で準優勝と着実にキャリアを伸ばしています。10月3日〜6日に開催された「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」で4位に入賞し、世界ランキング8位に上昇しました。

9位:タイガー・ウッズ(アメリカ・43歳)

史上最年少でマスターズ初優勝。プロ入りわずか3年で世界ランク1位を獲得するなど、デビューから数々の記録を打ち立ててきたウッズ。歴代2位のツアー優勝数を誇るゴルフ界のレジェンドは2009年のスキャンダルに端を発する交通事故から長いスランプに苦しんでいました。しかし18年9月の「ツアー選手権」で5年ぶりとなる復活優勝を飾り、19年には「マスターズ」で11年ぶりのメジャー制覇を果たすなど再び活躍、世界ランクも一桁に突入するなど復活の道を歩み続けています。

10位:ザンダー・シャウフェレ(アメリカ・25歳)

2015年にプロデビューし、17年に「ザ・グリーンブライアークラシック」でツアー初勝利。同年の「ツアー選手権」で2勝目を挙げてルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。19年には「セントリートーナメントofチャンピオンズ」で4勝目を挙げるなど、今後の成長が楽しみなプレーヤーです。8月22日〜25日のツアー選手権で準優勝し、世界ランキングも9位まで上昇しましたが、ブライソン・デシャンボーに抜かれ、10位に後退しました。


女子世界ランキングベスト10(Rolexポイントランキング)

1位:コ・ジンヨン(韓国・24歳)

2017年の「ハナバンク選手権」でツアー初優勝。18年にはルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝き19年の「ANAインスピレーション」でメジャー初タイトルを獲得すると世界ランキング1位に上り詰め、7月の「エビアン選手権」でも優勝。8月の「カナディアンパシフィック女子オープン」でも優勝と19年は10月時点で既に4勝の驚異的な成績を挙げています。世界ランキングも2位に2ポイント以上差をつけて堂々の1位を独走しています。

2位:パク・ソンヒョン(韓国・26歳)

2016年のLPGAツアーでは序盤3試合で3勝をマーク、17年には「全米女子オープン」で米ツアー初優勝。2019年は「HSBC女子チャンピオンズ」と「NWアーカンソー選手権」で優勝するなど着実にキャリアを伸ばしています。世界ランキングは7.72と3位以下を大きく引き離し、世界ランキング1位を狙います。

3位:畑岡奈紗(日本・20歳)

2016年10月の「日本女子オープン」で国内メジャー史上初のアマチュア優勝と最年少制覇を達成すると、日本人史上最年少でツアー出場資格を持つ女子プロとなりました。18年6月の「アーカンソー選手権」で米ツアー初優勝を挙げ、19年の「キア・クラシックス」で3勝目、10月3日〜6日に開催された「日本女子オープン」で史上最年少の国内メジャー4勝目に到達。世界ランキングも一気に3位に上昇するなど、今後の活躍が楽しみな日本の新星です。

4位:イ・ジョンウン6(韓国・23歳)

同姓同名の選手が他に5人いるため、自身には名前の後ろに「6」をつけて選手登録している異色の選手です。19年に「全米女子オープン」で初優勝し、2019年のルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞することが決定しました。畑岡奈紗に抜かれたものの、世界ランキングも4位と今後の成長が楽しみなプレーヤーの一人です。

5位:レキシー・トンプソン(アメリカ・24歳)

12歳で史上最年少の「全米女子オープン」出場経験を持つトンプソン。15歳で史上最年少のプロ転向、2011年に16歳で「ナビスターLPGAクラシック」で優勝し、史上最年少記録を更新するなど、数々の最年少記録を塗り替えています。19年は6月の「ショップライトLPGA」で優勝するなど順調に成績を伸ばし、世界ランキング5位につけています。

6位:ブルック・ヘンダーソン(カナダ・22歳)

2014年に17歳でプロ転向すると、翌15年には「ポートランドクラシック」で米ツアー初優勝、16年には「KPMG女子PGA選手権」では大会最年少記録でメジャー初制覇を果たしました。19年も「ロッテ選手権」と「マイヤーLPGAクラシック」で優勝するなどキャリアを伸ばし、世界ランキングは6位とさらに上位を狙う位置につけています。

7位:ミンジー・リー(オーストラリア・23歳)

2013年・14年にオーストラリア・アマを2連覇するとプロに転向。18年5月に「LPGAボルヴィック選手権」で優勝し、19年4月には「ヒューゲルAirプレミア LAオープン」で優勝しキャリア最高となる世界ランキング2位に浮上しました。ここからオーストラリア勢初となる世界ランキング1位を目指していましたが、その後は後退。ここから再び世界ランキング1位を目指します。

8位:ネリー・コルダ(アメリカ・21歳)

両親がテニス選手で姉にプロゴルフ選手のジェシカ・コルダがいるスポーツ一家出身のコルダは2013年に14歳で「全米女子オープン」に出場。16年にプロ転向すると18年に「スウィンギングスカート台湾選手権」でツアー初優勝。19年には「ISPS HONDAオーストラリア女子」でツアー2勝目。19年は年間16試合中8試合でトップ10入りするなど安定した成績を誇っています。

9位:パク・インビ(韓国・31歳)

2008年の「全米女子オープン」で19歳の史上最年少優勝を果たすと、12年には米ツアー賞金女王を獲得。13年にはメジャー3連勝を含む年間6勝と2年連続の賞金女王、そして韓国選手としては初となるプレーヤー・オブ・ザ・イヤーを獲得するなど世界を代表するゴルフ選手の一人です。16年にはリオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得。18年3月の「バンク・オブ・ホープファウンダーズカップ」以来優勝から遠ざかっていますが、円熟ともいえるプレーで世界ランキング9位を維持しています。

10位:アリヤ・ジュタヌガン(タイ・23歳)

07年にアマチュアで出場した米国女子ツアーで11歳という史上最年少予選通過記録を打ち立てて以来、タイの新星として期待されています。13年にプロに転向し、16年には「ヨコハマタイヤLPGAクラシック」でタイ勢として初めて米女子ツアー制覇を決めるとそこから3連勝。「全英リコー女子オープン」でメジャー初優勝を決めるなど、世界のトッププレーヤーの一人として名を挙げています。19年は未勝利ながら安定した試合運びで世界ランキングも10位。ここから更に上位を狙います。

 

最後に

以上、男女の世界ランキングベスト10でした。日本の畑岡奈紗選手や、11位で世界ランキングトップ10を伺う位置についている渋野日向子選手など、楽しみな選手も多い世界ランキングです。ぜひゴルフ観戦の参考にしてみてください。


おすすめの記事